このページでは、蔵書の一部を紹介しています。 本屋さんで売っていない本、絶版になっている本を中心に、ご紹介します。 興味を持たれた方には、お譲りすることも考えたいと思いますので、「お問い合わせフォーム」から、ご連絡ください。 |
戦争と人間 全9巻
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戦争と人間 五味川 純平 著 光文社文庫
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映画にもなりましたね。昭和初期の日本と満州を舞台に、伍代財閥とその一族の盛衰をつづった、一大叙事詩というか 長編小説です。これだけの分量を読むとなると大変ですよね。 |
男はつらいよ 全5巻
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男はつらいよ 山田 洋次他 著 ちくま文庫
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男はつらいよシリーズを最初に見たのは、高校生の時で、「奮闘篇」だったと記憶しています。その頃は、毎週のように、 映画館に通っており、新聞の映画評や、各雑誌のベストテンなどにも、つい注意が言ってしまいがちでした。そこで、「純情篇」が、 各誌で絶賛され、キネマ旬報のベストテンにも選ばれ、まあ、これは見ておかなくてはと、気負って見に行きました。 その結果、はまってしまうことになりました。 大学時代は、学園祭などでも上映されることが多く、満員の観客が笑い、拍手をする、時代が持っていた激情にあふれた、 会場の記憶が、いまだに忘れられません。 そんな男はつらいよの、シナリオ集です。発売時は、第1期5巻ということで、続刊を期待していたのですが、 目にすることはありませんでした。この本も、ネットなどで検索してもでてきません。どうなったのでしょうか。 |
入江相政日記 全12巻
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入江相政日記 入江 為年 監修 朝日文庫
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入江相政さんは、長年、昭和天皇の侍従(長)を務められた方で、公私にわたる膨大な日記を残された方です。 その日記は、入江さんの人柄もあって一級の歴史資料であり、庶民の目からはうかがうことのできない、 宮殿の奥の出来事を知ることのできる資料でもあります。 その中から、プライベートにかかる部分を除いて編集されたものがこの文庫本です。 歴史好きではあるが値のはる単行本をそろえるほどの経済的余裕がない身にとっては、文庫本でこういう資料が出るのは、 うれしい限りで、即、購入してしまった本です。 ただし、日記なので、読むのは大変です。 |
私だけが知っている 全2巻
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私だけが知っている 光文社文庫 編 光文社文庫
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日曜の夜のNHKといえば今は大河ドラマということになるのだが、小学生のころは、 この「私だけが知っている」が楽しみの一つであった。内容は難しくてあまりわかっていないし、名だたる作家陣に関しても、 全然知らない頃であった。ただ、影の声である「私」と、司会である徳川夢声さんの味のある話し方が記憶に残っている。 確か、大河ドラマと入れ替えになるように終わってしまった感じがする。 文庫本が出たと知って、即、買ってしまった。半分は、思い出を買ったようなものだ。 |
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