このページでは、蔵書の一部を紹介しています。
本屋さんで売っていない本、絶版になっている本を中心に、ご紹介します。
興味を持たれた方には、お譲りすることも考えたいと思いますので、「お問い合わせフォーム」から、ご連絡ください。

いきなり最終回 全5巻+1巻


いきなり最終回 全5巻 JICC出版局

第1巻 発行:1990/12/1
巨人の星/タイガーマスク/アタックbP/ 天才バカボン/750ライダー/男おいどん/父の魂/黒い秘密兵器/夕焼け番長
第2巻 発行:1991/5/15 第6刷:1992/3/10
男どアホウ甲子園/ハレンチ学園/ど根性ガエル/ 銀河鉄道999/侍ジャイアンツ/ダメおやじ/つる姫じゃ〜っ!/柔道一直線
第3巻 発行:1991/8/10 第5刷:1992/3/10
愛と誠/デビルマン/キャンディ・キャンディ/ トイレット博士/人造人間キカイダー/ワイルド7/エリア88
第4巻 発行:1992/3/15
宇宙戦艦ヤマト/サインはV!/がきデカ/ 新巨人の星/恐怖新聞/バビル2世/柔道讃歌
付録:星飛雄馬、その後
第5巻 発行:1993/3/20
<<少女マンガ編>>
生徒諸君!/エースをねらえ!/アリエスの乙女たち/イブの息子たち/おじゃまさんリュリュ/ きみどりみどろあおみどろ/スケバン刑事

いきなり最終回 別冊宝島235 宝島社

 発行:1990/12/1
あしたのジョー/タッチ/ サーキットの狼/ブラック・ジャック/翔んだカップル/哭きの竜
付録:大河マンガの最終回予想
付録:傑作「最終回」辞典

 マンガは週刊誌で、という読者にとって、有名マンガの最後がどうなったのかというのは、 興味はあるが、なかなかお目にかかることができないものです。とくに、マンガ本にはビニールがかぶせられ、 立ち読みがなかなかできない昨今では・・。
 このシリーズは、そんな気持ちをくみ取ってくれたかのような、親切な本です。最終回のみならず、そこに至るまでの あらすじがあり、知っている人はもちろん、その話は知らない、といった人にも、面白い構成になっています。
 別冊宝島の1冊は、それまで掲載できなかった「あしたのジョー」を目玉に、現在も継続している、大河マンガの 最終回を予想する企画もあり、十分に楽しめる内容になっている。


『坊ちゃん』の時代
シリーズ全5巻


『坊ちゃん』の時代 シリーズ全5巻 双葉社
 関川 夏央・谷口 ジロー 著

第1部 『坊ちゃん』の時代 発行:1987/7/9 第16刷:1997/12/6

第2部 秋の舞姫 発行:1989/10/28 第11刷:1998/8/13

第3部 かの蒼空に 発行:1992/1/12 第11刷:1998/9/7

第4部 明治流星雨 発行:1995/5/26 第2刷:1997/10/22

第5部 不機嫌亭漱石 発行:1997/8/28 第7刷:1998/9/7


 なんでこの本を買ったのだろう。中身が面白くないわけではありません。マンガというよりは、本格小説や歴史小説を 読んだような感想を持ちました。多くの蔵書をもっているにもかかわらず、マンガの単行本は、ほんの何冊かしか ありません。それでも、これを手に入れたのは、何か心惹かれるものがあったのでしょう。
 明治の文豪、夏目漱石・森鴎外・石川啄木・幸徳秋水、といったメンバーが各巻の主人公として登場します。 イメージ通りの人物もいますし、イメージが覆される人物もいます。こまかい人物像を知らず、それでも教科書で 名前を聞いて知っていた人物ばかりです。
 文豪というより、その時代に生きた同世代の人物の生き様を見ることのできる、生中継のカメラのような話です。


忍者武芸帳 影丸伝 全8巻


忍者武芸帳 影丸伝 白戸 三平 著 小学館

第1巻 疾風篇 発行:1993/6/20

第2巻 落城篇 発行:1993/7/20

第3巻 化性篇 発行:1993/9/1

第4巻 波の鼓篇 発行:1993/10/1

第5巻 影一族篇 発行:1993/10/20

第6巻 梁山泊篇 発行:1993/11/20

第7巻 影の地帯篇 発行:1993/12/20

第8巻 大砂塵篇 発行:1994/1/10


 ご存じ「カムイ伝」で有名な白戸三平の代表作です。
 カムイ伝(これは今でも割とたくさん刊行されているようなので本稿にはのせません)と並んで、昔から読みたい、 手元に置きたい本でした。このシリーズが刊行されたとき、迷わず全巻をそろえ、わくわくしてページを追ったことを 覚えています。
 白戸三平は途中で画風が変わり、言葉は適当ではないですが、漫画チックな絵から本当の劇画タッチになりました。 私本来の好みは、前者のほうで、カムイ伝(第一部)や、忍者武芸帳は、この画風で書かれています。
 この頃は、漫画の単行本をまとめて買っています。仕事に余裕があったんでしょうか。


マンガ日本の歴史     全48巻
マンガ日本の歴史 現代篇 全7巻




マンガ日本の歴史 石ノ森 章太郎 著 中央公論社

 <<古代篇>>
第1巻 秦・漢帝国と稲作を始める倭人 発行:1989/11/8
第2巻 邪馬台国と卑弥呼のまつりごと 発行:1989/12/18
第3巻 興亡する倭の五王と大嘗の祭 発行:1990/1/20
第4巻 王統譜を編み上げる大和王権 発行:1990/2/20
第5巻 隋・唐帝国と大化の改新 発行:1990/3/20
第6巻 律令国家の建設とあらがう神祇 発行:1990/4/20
第7巻 大仏開眼から平安遷都へ 発行:1990/5/20
第8巻 密教にすがる神祇と怨霊の祟り 発行:1990/6/20
第9巻 延喜の治と菅原道真の怨霊 発行:1990/7/20
第10巻 将門・純友の乱と天暦の治 発行:1990/8/20
第11巻 王朝国家と跳梁する物怪 発行:1990/9/20
第12巻 傾く摂関政治と地方の社会 発行:1990/10/20

 <<中世篇>>
第13巻 院政と武士と僧兵 発行:1990/11/20
第14巻 平氏政権と後白河院政 発行:1990/12/20
第15巻 源平の内乱と鎌倉幕府の誕生 発行:1991/1/20
第16巻 朝幕の確執、承久の乱へ 発行:1991/2/20
第17巻 蒙古襲来と海外交流 発行:1991/3/20
第18巻 建武新政から室町幕府の成立へ 発行:1991/4/20
第19巻 南北朝動乱のなかの京と田舎 発行:1991/5/20
第20巻 足利義満、「日本国王」となる 発行:1991/6/20
第21巻 土民、幕府をゆるがす 発行:1991/7/20
第22巻 王法・仏法の破滅―応仁の乱 発行:1991/8/20
第23巻 弥陀の光明をかかげて 発行:1991/9/20
第24巻 自立する戦国大名 発行:1991/10/20

 <<近世篇>>
第25巻 織田信長の天下布武 発行:1991/11/20
第26巻 関白秀吉の検地と刀狩 発行:1991/12/20
第27巻 桃山文化と朝鮮侵略 発行:1992/1/20
第28巻 徳川家康の天下統一 発行:1992/2/20
第29巻 江戸幕府と朝廷 発行:1992/3/20
第30巻 鎖国 発行:1992/4/20
第31巻 大開発の時代 発行:1992/5/20
第32巻 忠臣蔵と生類憐み 発行:1992/6/20
第33巻 満ちる社会と新井白石 発行:1992/7/20
第34巻 米将軍吉宗と江戸の町人 発行:1992/8/20
第35巻 田沼の政治と天明の飢饉 発行:1992/9/20
第36巻 花ひらく江戸の町人文化 発行:1992/10/20

 <<近代篇>>
第37巻 寛政の改革、女帝からの使者 発行:1992/11/20
第38巻 野暮が咲かせた化政文化 発行:1992/12/20
第39巻 飢饉と兵乱と 発行:1993/1/20
第40巻 内憂外患と天保の改革 発行:1993/2/20
第41巻 激動のアジア、日本の開国 発行:1993/3/20
第42巻 倒幕、世直し、御一新 発行:1993/4/20
第43巻 ざんぎり頭で文明開化 発行:1993/5/20
第44巻 民権か国権か 発行:1993/6/20

 <<原始篇>>
第45巻 旧石器人の登場 発行:1993/7/20
第46巻 縄文時代の始り 発行:1993/8/20
第47巻 縄文社会の繁栄 発行:1993/9/20
第48巻 縄文時代の終末 発行:1993/10/20

マンガ日本の歴史 現代篇 石ノ森 章太郎 著 中央公論社

第1巻 明治国家の経営 発行:1993/12/20
第2巻 大日本帝国の成立 発行:1994/1/20
第3巻 大戦とデモクラシー 発行:1994/2/20
第4巻 政党政治の没落 発行:1994/3/20
第5巻 日中戦争・太平洋戦争 発行:1994/4/20
第6巻 占領から国際社会へ 発行:1994/5/20
第7巻 高度成長時代 発行:1994/6/20

 歴史の全集をそろえてみたいと考えていて、新規の発刊をを待っていた頃、マンガでの全集が出版されることを知り、 しかも石ノ森章太郎ということで、大喜びで4年半かけて全冊をそろえることができました。
 子供にも読ませたいと思いましたが、子供向けとしては若干内容が難しいと思い、親用の本になってしまいました。
 作者覚え書は、第1巻だけは付録で別冊になっていますが、第2巻以降は、本体への綴じ込みになっています。


手塚治虫の旧約聖書物語 全3巻


手塚治虫の旧約聖書物語 手塚 治虫 著 集英社

第1巻 天地創造 第1刷発行:1994/4/25

第2巻 十戒 第1刷発行:1994/6/22

第3巻 イエスの誕生 第1刷発行:1994/9/24


 ご存じ。手塚治虫作品。聖書と手塚の組み合わせが最高だと思い、見つけた途端に買ってしまった。 テレビ放映した番組のセル画を本にしたもので、絵は繊細で美しい。テレビ放映と本をどっちを先にするかに悩み、 結局どちらもお蔵入りになっている。バカな俺!