2011年4月29日〜5月1日、桜をみたい、ちょっとした一言から、弘前の桜を観に行くことにしました。震災の直後でもあり、 東側を避け、東北の西側を縦貫するコースにしました。ここまで来ると日帰りは無理なので、そうなると、かえって 贅沢に2泊3日の温泉泊りを計画し、といって決断が少し遅かったため「いいところは空いていないかな」と思って探したところ、 幸運にもというか震災の影響か、楽に好条件の予約ができました。GWの前半は、東北三昧ということになりました。 もちろん、奥さんと二人連れです。 |
![]() <<弘前城の桜>> |
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<<日本海>> 東北の日本海側はまだ高速が全通していません。出来ているところも、片側1車線の対面通行で、他の車の状況で、 時間がかかる場合も、スイスイ走れる場合もあります。今回は、連休の初日とはいえ、連休後半のほうが動きやすいのか、 特に渋滞することもなく快適なドライブでした。 |
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<<十二湖:青池>> 東北の日本海側の海岸線は、断崖絶壁といったところはないのですが、割と楽しめる風景がたくさんあります。 秋田を過ぎたところにある十二湖は、大小さまざまな沼や池が散在し、ハイキングが楽しめるようになっています。 雨こそ降らないものの、雲が厚く、春先で寒ささえ感じられる天気です。 なんて、神秘的な深い群青色でしょうか。写真には撮れない色だと思いますが、いかがでしょうか? 自然のままの沼のようですが、手前にはウッドデッキがあり、足元を気にすることなく、 雰囲気を楽しむことができました。 |
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秋田を過ぎると、右手には岩木山が広がっています。さすがに、お岩木さんと親しげに呼ばれるほど、立派な 山容です。願わくば、山頂をおがみたいと思いつつ、雲がかかっているお山を眺めていました。 海は、まさに日本海です。荒れた日本海を見ると、気持ちがすっきりします。人間なんてちいさなものだなあ、 と実感したことが何回もあります。 海岸線はこの先、千畳敷や、不老不死温泉などがあり、できれば十三湖や、竜飛岬まで回りたかったのですが、 時間の関係で弘前に向かいました。 |
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<<弘前城:夜桜>> 夕食を兼ねて、ホテルから弘前城まで行き、夜桜見物としゃれてみました。けど、怪しかった雲行きがいよいよ雨に変わり、 雨を避けながらの見物になってしまいました。暗い夜のこと、さすがに携帯のカメラでは写真は無理でしたね。 |
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<<弘前城:お花見>> 翌日は前日と打って変わってお花見日和になりました。 お堀端は、ほぼ満開状態でしたが、城内や、川沿いは満開にもう何日かといったところです。 パンフレットのカメラポイントを参考にして(さすがにいいポイントを押さえてあり、素人でもそこそこの写真が撮れます)、 写真を撮りまくりました。 |
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ここもポイントの一つで、岩木山とさくらという構図になります。 すっきりとはいきませんでしたが、お山の形はわかると思います。 |
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<<津軽藩ねぷた村>> お城のわきに、いつでも弘前ねぷたの見れる建物があります。弘前ねぷたは、こんな形です。 連休のせいか、津軽三味線の演奏会なども行われており、店員さんにも活気があって、感激です。 外人のお客さんも多く、観光バスはたいてい外人さんだったような感じです。 |
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<<最勝院:五重塔>> |
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<<三内丸山遺跡>> 午後はどこに行こうかということになり、他にも見たいところは多くあったのですが、 夫婦の共通の趣味である歴史遺跡の見学を計画しました。 遺跡本体を取り巻くように資料館のような建物があり、外界から隔絶されたような、不思議な空間でした。 建物の高さも低く遺跡との違和感もなく、遺跡の保存としては、いい取り組みだと感じました。 写真は、三内丸山のシンボルともいうべき高楼の復元です。遺跡の柱穴にかかっていた重量から高さを推定したのだそうです。 なるほど。 |
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<<八甲田>> 今日の泊りは十和田湖畔です。午前中の弘前は快晴だったのですが、段々雲が厚くなり、雨が降ったりやんだりになってきました。 青森から、十和田、酸ケ湯温泉を抜けます。十和田連峰はまだ雪の中です。 |
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<<銅像茶屋>> |
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<<雪中行軍遭難記念像>> 昔、学生時代に来たときは、バスで通り過ぎただけで実物を見ておらず、心が残っていたものです。 銅像茶屋の脇の山を10分ほど上ると、ようやく、後藤伍長の記念像に会うことができました。 時節柄、まだ積雪が多く、雪の中を上った感じです。ブーツを履いてきてよかった。 |
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<<十和田湖:乙女の像>> 翌日は完ぺきな(?)雨になり、十和田湖も田沢湖も霧の中でした。 |
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<<十和田湖:十和田神社>> |
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<<角館武家屋敷>> |
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<<田沢湖>> 今回も、雨でしたが、お花見は快晴だったので、まあいいか。 |