2011年5月28日、出張の最終日に休日を組み込んで、四国にわたってみました。 思ったより、近いんですね。瀬戸大橋ができたおかげで1時間ちょっとで高松まで行けるんです。 この前、四国に来たときは、橋どころではなく、宇高連絡船に乗って何時間もかかった記憶があります。 宇高連絡船というのは、青函連絡船と並んで、旧国鉄(現JR)が運航していた、2本だけのフェリー航路のうちの一つですね。 今日は、時間もないので、金毘羅様、丸亀城、高松城が目標です。 |
![]() <<金刀比羅宮:参道わきの石燈籠>> |
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<<JR琴平駅>> 今回は、出張の途中ということで電車での移動です。第一目標の琴平駅、目指すは、金毘羅様:金刀比羅宮です。 |
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<<JR琴平駅前>> ここ琴平には、日本最古の芝居小屋(金毘羅大芝居金丸座)が残っており、現在も毎年、歌舞伎興行が行われています。 駅前にも、こんな銅像がおかれていました。歌舞伎の連獅子です。 |
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<<コトデン琴平駅>> 高松=琴平間を走る昔ながらのローカル線です。ぜひ、高松まで乗っていきたいところですが、 今日は、丸亀経由を考えていましたので、あきらめました。といって、何回も来れるところでもないのですが・・。 |
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<<金刀比羅宮参道:土産物店>> いよいよ、階段の始まりです。とにかく金刀比羅宮の階段は有名なので、ちょっと息を整えてからの挑戦です。 雲行きは怪しいのですが、何とか持ってほしいという、気持ちです。 まだ、朝が早いせいか、閉まっているお店が多く、お土産は帰りに買うことにしました。 |
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<<金刀比羅宮:大門>> お土産屋さんの列も終わり、いよいよ神社の中に入るという形です。 まだ、大丈夫ですね、余裕があります。参道の階段が終わると、もうおしまい?と思ってしまうのは何故でしょうか。 本番は、これからなんですけどね。 |
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<<金刀比羅宮:大燈籠>> 両側には、銅像や石碑などがあり、一つ一つ見ていくととても時間が足りません。 今日は自衛隊関係の催しがあるらしく、制服姿が目立っていました。 後で調べてみると「掃海殉職者顕彰碑」というのがあり、毎年5月に慰霊祭を行っているとのことでした。 |
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<<金刀比羅宮:旭社>> わりとだらだらした(大人にやさしい)階段が続き、やっと一息つけるのが、ここ旭社です。 屋根のある休息所のようなところがあり、やはりここは中間休憩地点なんだという認識を新たにしました。 まさに、ここからが大変だったんですよね。おまけに、細かい雨が霧のようになって、あたりを覆っています。 どうなることやら。 |
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<<金刀比羅宮:御本宮>> 最後の急な石段を登り終えて、やっと御本宮に到着です。 左側が御本宮で、正面が展望台です。天気がいいとかなり遠くまで見晴らせるようですが、 今日は、雲の中にいるようで、ほんのそこまでも見えないような有様、宙に浮いているような気分です。 映画「二十四の瞳」の中で、修学旅行で金刀比羅宮に行き、この展望台に生徒が駆け寄るシーンがありました。 あの時は快晴だったんですが。 ここまで785段だそうで、奥宮まで行くと1,368段、(やっと半分!)だそうです。当然のことながら、ここであきらめました。 今日は、まだ元気です。 |
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<<旧金毘羅大芝居:金丸座>> ここも、是非とも来たかったところです。案内図を見ながら来たのですが、なかなかわからず、やっとのことで見つけました。 年を取って、ちょっと、方向感覚がくるってきたのでしょうか。 案内の方のガイド付きで中に入ることができます。 ![]() 内部も、撮影可能です。天井は竹が格子状に編まれていて、その間から雪なんかを降らせるのでそうです。 |
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<<金丸座:奈落>> 花道から出て、舞台裏に回り、楽屋をのぞいた後、舞台下(奈落)におりました。 回り舞台の仕組みや、舞台への出口、花道へ回る道など、よく考えられているものだ、と感心することしきりです。 良いものを見せていただきました。 |
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<<丸亀城>> 丸亀駅に降りた時には、かなり本降りになってきました。 お昼に讃岐うどんを食べ、一息ついてお城にやってきました。 石垣のお城といった感じで、山一つが城であり、山の周りを石垣で囲んでいると感じました。 |
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<<丸亀城:天守閣>> このお城は、十二現存天守のひとつです。この前、弘前城に行ったばかりで、姫路城、そして丸亀城と、連続です。 石垣のお城ですので、ここまで上るのに一苦労です。そろそろ、体力がなくなってきました。 |
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<<丸亀城:石垣>> 石垣の高いこと。 さて、これからどうしよう。雨も降ってるし、といって帰るには早すぎるし。珈琲でも飲みたいけど、それらしきお店もないし。 とにかく、高松まで行くか。 |
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<<高松城:月見櫓>> 高松は、完全に土砂降り状態です。観光客はほとんどいません。ここは、天守閣もないし、一周するだけかな。 月見櫓で、結局、一番お城らしかったところです。 |
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<<高松城:艮櫓>> 高松城では、天守閣を建設中です。ちょうど、石組を行っている最中でした。 立派なものができるいいですね。 |
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<<高松駅>> 高松駅は、ターミナルで、ホームが櫛形になっています。ホームの片側が閉じていて、片方向にのみ電車が出入りできる形ですね。 有名なところでは、上野駅の1階ホーム、松山駅、門司港駅、青森駅などが同じ形だったと思います。 私鉄とかだと、よくあるんですけどね。 とにかく、雨に疲れてしまいましたので、帰ります。 |