2012年4月8日 快晴の天気予報に勇んでホテルを出ました。ホテルの建物の陰から富士山もばっちり見えています。
ということで、カメラスポットに急いだのですが、そのほんのわずかな時間の間に、頂上に雲がかかってしまい、 あせりまくりました。
しょうがないので、富士山以外のポイントを巡り、雲が晴れるのを待つことにしました。


<<富岳風穴>>

鳴沢氷穴1
<<鳴沢氷穴>>
昔の溶岩の流れた跡という、氷穴の中でも代表的な、鳴沢氷穴から。縦穴を下りていく感じで、 足元がおぼつかない怪我上がりの身には、少し堪える洞窟です。
ジャケットを一枚はおり、寒さ対策をしてから、穴の中に。



かなり急な石段です。おまけに、中に入ると、凍りついていて油断すると滑って落ちてしまいそうな気がして、 慎重に一歩一歩下ることに。




ところどころの見どころスポットには、ライトがついていて、幻想的な雰囲気になります。天井が低いところもあり、 中腰でしばらく歩くような、体力増強システムまで完備しています。


<<富岳風穴>>
氷穴と風穴は、どこが違うんだろう。って、出来かたの違いなのか、形状の違いなのか。
とにかく、鳴沢氷穴が縦穴のような感じだったのに比べ、富岳風穴は横穴といったほうがいいでしょう。内部が寒いのは同じです。 横穴のほうが、氷の貯蔵などに使いやすかったのかもしれません。




中はこんな感じです。周りには、氷の柱や、蚕棚の跡などがあり、その中を進みます。



<<本栖湖からの富士>>
待ったかいがあって、雲が晴れて、富士山の頂上まできれいに出てきていただけました。
ここは、本栖湖の浩庵から。五千円札に印刷されている逆さ富士の写真が撮られた場所です。
実際の写真は、ここから少し山の中に分け入ったところから撮ったのだそうです。


<<精進湖からの富士>>
精進湖の他手合浜からみた富士山。手前の大室山と合わせて、子抱き富士というそうです。



<<河口湖からの富士>>
河口湖の産屋ケ崎からみた富士山。雲のかかり方がいい感じです。ここからの富士山が、とりあえず、今日の一番だと思います。


<<武田神社>>
武田信玄の居城というかお館のあった場所です。信玄は「人は石垣人は城」と言われるように、城郭を建てなかったので、 いわゆる武田城址といった位置づけの場所になります。武田神社といい、護国神社になっているようです。
それでも、花見の客が多く、また、結婚式を挙げているカップルもいました。



正面の参道の両脇は、桜の並木が植えられ、神社に向かって上り坂になっています。
そのせいか、参道の下のほうでは満開に近くなっているのに、鳥居が近づくにつれて花の開きが少なくなっていきます。 ちょっとがっくり。




日当たりのいいところで、いい感じに咲いているさくらを見つけました。


<<昇仙峡:仙娥滝>>
昇仙峡は、全部歩くと片道で2時間近くかかり、とても無理、結局、仙娥滝付近の駐車場に車を止め、 いいところをつまみ食いすることにしました。
ところが、駐車場から仙娥滝へおりるすごい石段を見て、一瞬躊躇してしまいました。これは無理かな。 でも、ここまで来て後には引けない、男の子。てな感じで、石段を下り、なんとか、カメラにおさめることができました。





<<昇仙峡:石門>>
仙蛾滝からすぐ、石門です。大きな石が頭の上にせり出し、右側の石の上にのっかっているように見えます。
へれど、このように隙間が空いているんですね。よくまあ、こんな微妙な空き方をするもんですね。
 
さすが、名高い名渓流というだけあって、大きな石がごろごろ、水もきれいで日差しに輝いていました。


<<昇仙峡:パノラマ台>>
駐車場から2分ほど歩いて、ロープウェイの仙娥滝駅へ。空中散歩5分で、パノラマ台駅。ゴンドラをおりたとたんに、 富士山を拝むことができました。浮き富士というのだそうです。




天気は良かったんだけど、桜とはあまり関係がないため、あるいはまだ少し寒いため、お客さんは少なめでした。 今日はここまで。お家に帰ります。到着は、夜遅くになるでしょう。



<<八ヶ岳>>
帰りの道で、おまけのショットです。八ヶ岳がとてもきれいにはっきりとみえました。