2012年9月7日 暑い夏の最中は、外に出かける気にもならず、休みの日はクーラーのお世話になりっぱなし。 そろそろという感じで9月に入ったら、雨模様の天気がつづき、週末もよろしくないという予報。 ところが、この日はその合間で、特に秋田方面は快晴とか。ならば、鳥海山へ。 久しぶりのドライブは、ちょっと遅めの出発で、鳥海ブルーラインを楽しもうという寸法です。 |
![]() <<元滝伏流水>> |
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<<鼠ヶ関:道の駅あつみ>> 例のごとく、道の駅あつみで一休み。粟島がきれいに見えていたので、海の近くまででかけ、海の青さに感激。 |
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<<大平山荘から、酒田方面>> 山形県の遊佐から鳥海ブルーラインに入る、だらだらとした上り坂が続く。ほとんど林の中で、景色を楽しむことはできない。 ただ、休みでないせいか、前後も対向車もほとんどない状態で、自由な感じで車が走る。 大平山荘は、お休みかな?と思うほど、閑散としていて、駐車場にも車がない。ようやく下界を眺めることができた。 |
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<<大平山荘から、象潟方面>> 山に登るにつれて雲行きが怪しくなってきた。雨が降るほどではないが、結局、山頂は拝めず。 下界は、天気がよかったのに・・。 右のほう、鍵の手のように飛び出たところが、象潟。 早くも、ススキの穂が秋を思わせる感じ。 |
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<<鉾立山荘>> 左側が鉾立山荘、右側が稲倉山荘。 こちらは割と車が多いが、お店の中は閑散としている。全部が、登山客ではないと思うのだが。 これから、お店がない感じだったので、少し早いかなとは思いつつ、由利牛の牛丼をいただく。美味。 |
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鉾立山荘裏の、直下の渓谷。 |
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<<元滝伏流水>> 鉾立山荘から、ジグザグの道を一気に下り、象潟病院に向けて左折すると、ほんの少しで駐車場に到着。 ![]() 看板の案内に従って、今日は歩きで、行ってみよう。 山道とは思えない、車が通ってもいいような道が続く。 道の脇には、苔むした木や岩、底の石まで見とおせる、渓流が続く。7−8分だろうか。滝の音とともに、清新な空気に包まれる。 |
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これは、元滝本体ではない。現在、元滝までの遊歩道は通行禁止になっている。 もっとも、この滝(伏流水)で、充分満足できる風景になっている。 特に、上流に川があるわけではない。崖から水がしみだしている、ということらしい。水はとても美しい。 清水とはこういう水のことか。手ですくって飲めそうな感じ。 |
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<<奈曽の白滝>> 元滝の伏流水からすぐ。 左のほうかなと思っていたら、右側に駐車場があった。ちょっと歩かないといけないな。 ![]() この神社は、金峯神社という。「きんぽうじんじゃ」と読むらしい。 神社の石段を上ると、左側に、滝に降りる道がある。 かなりの高低差を下って(「さっきの神社の石段を登るんじゃなかった」と言っても、そこを通らないと来れないんだけれど・・)、 滝の展望台に着く。 |
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さらに、別の道を下ると、滝壺のそばまで近寄ることができる。風もないのに、水しぶきがかかってくる。 迫力十分。これこそ滝だ、って感じ。 |
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元の道に戻って、吊り橋を渡って、ちょうど滝の周りを一回りすることになる。 近景・中景・遠景と、すべてが楽しめる滝。ちょっと疲れるけどね。 |
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<<一ノ滝>> ブルーラインは、終わり。一旦、7号線に戻った後、二ノ滝渓谷に向けて一直線。思ったよりも早く、駐車場に到着。 ![]() 遊歩道は「二ノ滝遊歩道」、脇の石碑は「一ノ滝神社」。どういうこと? 思ったよりもきつい道。まず、一ノ滝にたどり着く。5分程か。 |
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滝の展望台までは、鉄製の立派な階段ができている。高低差はあっても、こういう人工物のほうが疲れない気がする。 でも、全景がカメラに入らない。 |
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それほど大きな滝ではないが、滝壺の、見事な色合いに、魅せられてしまう。 この色を何と説明すればいいのだろう。 |
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<<二ノ滝>> 二ノ滝に向かう。山の中に、一応道らしきものができているが、狭いところでは、足を踏み外しそうになるほどで、 一人だと少し心細くなる。 疲労困憊。 二股に分かれている二ノ滝。すでに、体力の限界。滝が見えたところで引き返すことに。 もう少し行くと、展望台があるとか。鳥海山に登るルートもこの先になる。 とにかく、汗びっしょりで、体力もゼロに近い。車まで引き返そう。 |
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<<胴腹滝>> 帰り道。ほんのそばに、胴腹の滝がある。道端の駐車場から、ちょっと脇に入ったところで、 水の入ったポリ容器を乗せた猫車を引くおじさんに遭遇。 湧水を持ち帰る人がたくさんいるらしい。 ![]() 奥に社があり、その左右に、小さな、けれど、素敵な滝が流れている。 |
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帰り道。夕日が海に沈む。遅い車に文句を言うのはやめよう。夕日を眺める機会を得たことに感謝しよう。 |