2013年5月8日 東北の春がなかなか来ない。
春のゴールデンウィークの前か期間内には、青森や秋田では桜が見ごろになるのだが、今年は、なかなか開花の便りが聞こえない。 毎日、Yahoo!の桜開花情報をチェックしていたのだが、4月の末で更新が止まってしまった。

現地の情報を頼りに桜の開花と、お天気と、自分のスケジュールをつつき合わせ、この日しかないと思い決めたのがこの日。 幸いにも、それまでの曇り空が、この日を境に晴れの方向に行くということで、一昨年の雪辱戦が始まった。
(ただし、奥さんはぬきで・・。ゴメン)

※一昨年は、弘前の帰りに角館に寄ったのだが、雨で、かつ桜もまだ早く、写真も省略してました。


<<角館武家屋敷>>

角館武家屋敷

石黒家
<<角館武家屋敷>>
天気予報では、昼から晴れとなった。でも、晴れ間くらい出ているだろうと、出かけてきた。 というのも、翌日から今週いっぱい、外出できない状態になるため、今年最後の桜のチャンスなのだ。

GWの会津ほどではないが、午前中はどんよりとした曇り空。結果の写真も、暗くて桜が映えない。

観光客は平日の午前中にしては多い。 修学旅行生(運がいい)、団体さん(これも運がいい)、カメラマン、中年の女性連グループ、年寄り夫婦といったところだろうか。
団体客が多いのが、GWと違ったところだろう。


<<石黒家>>
高校跡地の駐車場からでると、目の前に武家屋敷街が続いている。
まず最初に目につくのが「石黒家」である。家の中は、前に来たときに覗いているので、今日はパスすることにした。

青柳家

青柳家
<<青柳家>>
「青柳家」も有名な家で、広さも一番のようだ。

案内図

武家屋敷の周辺は、しだれ桜が中心である。天然記念物に指定されているさくらの木には、標章がくくりつけられている。

岩橋家付近

<<岩橋家付近>>
青柳家からまっすぐ南下して、枡形の先に、広い空地?がある。

ここに、カメラマンが集まっている。どこを狙っているのだろうか。 それとも、晴れ間を待って、たばこを吸っているのだろうか。

ただ、このアングルは、よくあるパターンではないか?
でも、携帯のカメラでは、ちょっとピンぼけになってしまった。

樺細工伝承館付近
<<樺細工伝承館付近>>
枡形の右角の伝承館前の桜が、きれいに咲きそろっている。

皆が皆、ここで写真を撮っている。色が微妙に違い、目の前にしだれかかってくる。 日の加減もちょうどいい。

樺細工伝承館付近

ようやく空も晴れてきた。もっとも、帰りの道も遠いので、そろそろ引き上げ時なのだが・・。

樺細工伝承館付近




桧木内川堤
<<桧木内川堤>>
町中からはずれて川岸に出ると、町中に変わらぬ見事な桜の並木が、川岸を埋めている。

木も大きく、河川敷も広く、土手も高い。川もきれいで、水量豊富である。 人が集まれる要素もあり、お花見の宴会も楽しめる。

ドライブの時はいつも思うのだが、お酒を飲めないことだけが、ドライブの欠点である。

桧木内川堤

川岸の桜は、いつも同じ構図になってしまう。工夫が足りないと言われそうだが、自分でもそう思う。 特に、手前の桜のある側はいいのだが、逆の側がさびしくなってしまう。

宿題ですね。
あと、やはり、桜は晴れの日に撮るべきだと再確認できた。