2013年6月3日 いよいよ最終日。 木曽路の外れまで来ているので、今日は、逆方向に戻り、柿其渓谷から、地蔵峠、九蔵峠を経て、飛騨街道を行く。 そこから、野麦街道に回って、野麦峠を経て松本に至る道を選択した。 今日は、主にドライブ主体となる。幸いに、天候も回復し、絶好のドライブ日和になった。 |
![]() <<地蔵峠展望台から望む御嶽山>> |
![]() |
<<柿其渓谷:恋路峠>> まず、最初の誤算が、柿其渓谷だった。 渓谷に向かう道が、一応道なりではあるものの、本当にこの道でよいのか心配になるような感じで、 ようやく、吊り橋の手前の駐車場に到着した。 ところが、現在、遊歩道が通行止めであることが判明。 う回路はあるものの、かなりの高低差があるようで、体力的にちょっと無理。あきらめることにする。 車で行ける、恋路峠まで登って、来た道を戻ることにする。 昨日、阿寺渓谷に行っておいてよかった。 |
![]() |
<<桃介橋>> 国道を通っていると、目に飛び込んでくる、きれいなつり橋。 当初の予定にはなかったのだが、柿其渓谷がボツになったので、車を降りて散策することにした。 鯉のぼりが、優雅に泳いでいる。 この地方では、旧暦であるから、端午の節句も六月になる。 決して季節外れの景色ではない。 |
![]() |
この橋は、木造の車の通れない橋である。 発電所の建設資材の運搬路として明治時代に建設されたもので、当時の関西電力の社長で福沢諭吉の婿養子である、 福沢桃介の名を取って、桃介橋と呼ばれる。 |
![]() |
<<唐沢の滝>> 木曽福島まで戻って、飛騨街道を地蔵峠に向かう。 途中にある、唐沢の滝。滝の高さ100mというから、かなりの落差である。 ただ、滝自体は、落差を感じさせない、むしろ、優雅さを感じる滝である。 少し、滝の方に寄ってみたが、道なき道を行く感じで、途中で、あきらめる。 |
![]() |
<<地蔵峠からの御嶽山>> 「木曽八景:御嶽の暮雪」 地蔵峠越えは、割と快適な走りができる。 道幅も、比較的広く、あまり、旧道という感じはしない。 ところが、ここで、本日二度目の誤算が・・。 九蔵峠に向かう道が工事中で通行止めになっていた。 しかたなく、迂回路を通ったのだが、九蔵峠からの御嶽山の眺望は、断念することになった。残念!! |
![]() |
<<野麦峠:記念碑>> 「あゝ飛騨が見える」と、兄の背に負われて、野麦峠を越えて故郷に戻る政井ミネの碑。 野麦街道は、道も狭く、カーブもきつい。 山道は得意のつもりであったが、さすがに疲れた。 特に、対向車が飛ばしてくると、ヒヤリとすることがある。 |
![]() |
<<野麦峠:お助け小屋>> 野麦峠には、お助け小屋や野麦峠記念館などがあるが、平日のこととて、閑散としていた。 |
![]() |
<<野麦峠:政井ミネの碑>> お助け小屋前の広場の脇から、山の上を巡る遊歩道がある。 ほんの10分ほどで、政井ミネの碑に行きつく。体力のない自分でも、一息で登れる程度。 お助け小屋や、記念館が眼下に一望できる。 |
![]() |
<<野麦峠:峠からの乗鞍>> 政井ミネの碑からほんのわずか遊歩道を行くと、乗鞍が見える。 政井ミネもこの景色を見たのだろうか。 そういえば、広場の、政井ミネの像は、乗鞍の方を見ているような気がする。 本日の予定はここまで。 この後は、松本に抜けて一気に我が家へ・・。 |