2014年5月29日 2009年の大河ドラマ「天地人」の主人公の少年期の舞台となった場所が、この雲洞庵である。 主人公の直江兼続と、上杉景勝が、幼い日々、勉学に励んだ場所である。

今回は、魚沼地方を巡って、石川雲蝶の彫刻で有名な西福寺と、雲洞庵の訪問が目的になる。

雲洞庵
<<雲洞庵参道>>

西福寺開山堂

西福寺開山堂

西福寺本堂

<<西福寺開山堂>>
小出の市街地を抜けてほんのわずかで西福寺に至る。

西福寺開山堂

このお寺は、この開山堂の内部を埋め尽くす、石川雲蝶の彫刻群で有名である。
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天井から、欄間にかけて、彫刻で埋め尽くされている。特に天井は、豊かな色彩に彩られていて、見る者を圧倒してくる。

天上ばかり見ていると、首がおかしくなる。


開山堂だけでなく、本堂にも、雲蝶の作品が存在する。 ただし、開山堂のようなはでやかなものではなく、障子の桟とか、欄間とかといった、 何気に見過ごしてしまいそうな場所に、さりげなく技巧を凝らした作品が存在している。 (作品としてではなく、あくまでも建具の一部として)

西福寺山門(白門)

<<西福寺山門(白門)>>
正面が本堂、左側が鐘楼、その奥に開山堂。

山名は「赤城山」であるが、「あかぎやま」ではなく、「せきじょうさん」と読むこと。

雲洞庵
<<雲洞庵:入口>>
西福寺からさらに17号線を進んで、六日町から雲洞庵(うんとうあん)に至る。

正面が、駐車場からの入り口。
平日のため、駐車場も含めて閑散としている。売店もお休み。
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境内は、広々として清々しい雰囲気にあふれている。思っていたよりも広い。

雲洞庵
<<雲洞庵:赤門>>


雲洞庵
<<雲洞庵:参道>>
この敷石の地下約1メートルのところに、法華経を一石に一字づつ刻んだ石が埋められており、 この参道を通ってお参りすることで、ご利益を得られるとの言い伝えがある。

雲洞庵

<<雲洞庵:内陣>>
本尊は、釈迦牟尼仏。