2014年10月21日-22日 高千穂峡〜阿蘇〜熊本城。

念願の高千穂峡。ここに来れるとは夢にも思っていなかった。とにかく計画は立ててみるものだ。 天気予報では、21日から雨になるとなっていたが、どうやら一日、降らずにもった。 空は曇っているが、雨に降られなかったことを幸いとしよう。

高千穂峡
<<高千穂峡>>

高千穂峡
<<高千穂峡:玉垂の滝>>
駐車場までの車は、急な坂道をどんどん下っていく。 その分、歩くのは楽になるとは思いつつも、身動きが取れなくなる恐怖というものはある。 とにかく、何とか目当ての駐車場に入れることができた。平日にもかかわらず、観光客が多い。

玉垂の滝。壁のあちこちから水が出ているようだ。

高千穂峡
<<高千穂峡:真名井の滝>>
高千穂峡の代表的なイメージ。 確かに、絵になる景色ではあるが、この構図しか考えられないという、 似たり寄ったりの写真しか取れない場所ではないだろうか。

もう一つ、この写真は縦で撮ったほうが様になる。

高千穂峡

真名井の滝から神橋方向に向かう。 川の水の色がとても神秘的なブルーをしている。 右側に見えるのが遊歩道。

高千穂峡

ところどころに、黄色く色づいた木がみえる。 今回は、紅葉を主目的としていない、つまりほとんど期待していなかったのだけれど、 あちらこちらに部分的に色づいた木が見受けられ、とても得した気分になる。

高千穂峡


見どころの一つの、三重に重なった橋。 一番上に見えるのが高千穂大橋、次が神都高千穂大橋、一番下に見えるのが神橋。

高千穂峡
<<真名井の滝>>

高千穂峡
<<三重の橋>>


縦の構図版も載せておく。

高千穂神社

<<高千穂神社>>
毎日、夜神楽を行っているとか。最初は、高千穂に泊まる予定でいたが、日程と費用の関係で、 阿蘇まで足を伸ばすことにしたため、夜神楽の鑑賞はなしとなった。

天岩戸神社

<<天岩戸神社>>
天岩戸や、天安河原、天の浮橋などの、神話に登場してくる地名があちこちに出てくる、不思議な場所。

阿蘇
<<阿蘇:湯浦パーキング>>
最終日は阿蘇から始まった。ところが、とうとう雨になってしまった。夜中には雷の音も聞こえ、どうなることかと思っていたが、 何とか小降り程度に落ち着いた。

でも、今日のコースは、登りたかった阿蘇中岳は立ち入り禁止中のため、外輪山の各展望所を回る予定にしていたので、 雨となっては、残念ながら雄大な展望は望めないドライブとなった。 そのため、やまなみハイウェイの城山展望所からスタートするところを、大観峰展望所からに変更し、 ミルクロード沿いに行くことにした。

阿蘇
<<阿蘇:大観峰展望所>>
大観峰に向かう道は、山の上とは思えないような広大な草原を行くような感じで、晴れていれば、 素晴らしい眺望が楽しめたのに、と残念至極だった。

大観峰は雲の中。何にも見えず、観光客もいない。お店も開店休業状態。

阿蘇
<<阿蘇:かぶと岩展望所>>
ときどき、雲が流れて、盆地の一部が顔を出すが、肝心の阿蘇中岳や高岳は、到頭拝むことができなかった。

周りの外輪山の間から、雲が沸き立ってくる。これもまた、興趣がある。道は、雲の中に入ってしまったようで、 ライトを付け、徐行状態がつづく。

阿蘇

<<阿蘇:天空の道>>
かぶと岩展望所から4`ほど通り過ぎた所の脇道の先に、天空の道と呼ばれる場所がある。

阿蘇盆地に外輪山から突き出した突堤のような場所に道が通じている。 盆地を雲海が埋めると、まさに、雲の上を行く感じになる。 ここまで来るだけでも、ちょっと怖くなる。実際に降りてみるとどんな感じになるのだろうか。

ここまでで、元の道に戻る。切り返しは小さい車の方が楽だ。

熊本城
<<熊本城:二の丸広場>>
熊本市内は渋滞。それに城下町特有のわかりにくさ。 複数車線で、どこの車線を選べばよいのかわからない。 ナビがなかったら、とても行きつけそうにない。でも、案内の看板が出ているから、行けたかな?

二の丸駐車場は満員で、三の丸駐車場に回る。

熊本城
<<熊本城:西大手門>>
修学旅行の生徒たちで、お城の周りは満員状態。やっと、お城らしきところまでたどりつく。ここからお城の中。

熊本城
<<熊本城:頬当御門>>
近くに天守が望める場所に来た。

熊本城は加藤清正の築城で、加藤家その後細川家の居城となる。細川家の初代城主(忠利)は、細川ガラシャ夫人の嫡男である。

明治の初めでも、天守が残っていたのだが、西南戦争の際に火災により焼失した。

熊本城
<<熊本城:宇土櫓>>
宇土櫓は、西南戦争の際の焼失を免れ、現存する建物である。 天守ではないとはいえ、かなりの大きさがあり、小さな天守よりは、かなり規模が大きい。

内部も当時の様子をよく残している。

熊本城
<<熊本城:宇土櫓からの天守閣>>
当たり前のようだが、宇土櫓よりも天守の方が大きい。最上階からでも、見上げるほどである。

熊本城
<<熊本城:天守閣東側からの天守閣>>
闇り通路を通って東側の広場に出る。ここが修学旅行生のたまり場みたいになっている。 右側が小天守、左側が大天守。入口は、小天守の下にある。

侍姿の案内人が交通整理をやっていた。やる気なさそう。

熊本城
<<熊本城:小天守前からの天守閣>>


熊本城

<<熊本城:竹の丸広場からの天守閣>>
このアングルの写真を撮りたくて、竹の丸まで大回りをしてしまった。 でも、何か不満。40年前の写真と比べてほしい。
 熊本城
何か、アングルに凝ることがなくなったような気がする。デジタルで気軽にとれるようになったせいだろうか?

九州新幹線

<<九州新幹線つばめ>>
初めて九州新幹線にのった。この車両は、普通車でも、一列の座席が4つしかない。 かなりゆったりとした印象がある。