2014年11月7日 九州旅行のせいで会社の休みが取れず、紅葉の盛りが過ぎてしまうのではないかと焦り気味のところ、 到頭とれたお休みに、かねてから目をつけていた三峰神社に遠征することにした。

ここはももクロの聖地で、この夏の桃神祭2014のOP映像が撮影された場所である。 もちろん、梅雨時に撮影したOP映像とは違って、秋の快晴の元、明るい雰囲気を漂わせていた。

三峰神社
<<三峰神社>>

三峰神社

三峰神社

三峰神社

<<三峰神社:駐車場>>
不明なことによく知らなかったのだが、この神社は、首都圏では有名な神社のようで、駐車場が馬鹿でかい。 それでも、平日で、しかも盛りから、ずれているのにもかかわらず、かなりの車が停まっていた。ワォ!

ここから本殿までは、15分。

三峰神社

<<三峰神社:鳥居>>
オッ、この鳥居の形は、どこかで見たような。ここでしたか。

この鳥居は「三つ鳥居」といって、他には大神神社(奈良県)にあるのが有名とのことで、 全国探しても、いくつもないという。
大神神社は、「おおかみじんじゃ」ではなく「おおみわじんじゃ」と読む。

鳥居の前にある狛犬(?)も変わっており、ここにあるのは狼の形をしているということで、何か関連があるのだろうか。

三峰神社
<<三峰神社:参道>>
参道には、このような講の碑が、いくつも建てられていて、活動の活発さをうかがわせる。

写っている碑には、「創立五十周年 苗木三万本 昭和48年 ○○講」との概要と講の参加者の名前が彫られている。

三峰神社
<<三峰神社:随身門>>
三つ鳥居から参道をまっすぐ行くと左に折れる横道の先に随身門がある。どうやら本殿はこちらの方向にあるようだ。

ちなみに、そのまままっすぐ行くと、この神社を創建したとの言い伝えのある日本武尊の像があり、 随身門の反対側、つまり右側の階段を上っていくと、奥宮の遥拝殿がある。

三峰神社

<<三峰神社:奥宮遥拝殿>>
遥拝殿の先は山だけ。というか、はるか先の山の中に奥宮があるらしい。 1時間以上、山を上らないと行きつけないらしい。

石段の先には、両部鳥居がある。鳥居の柱を支える形で小さな柱がある形式である。

三峰神社
<<日本武尊像>>
小高い丘の上に日本武尊の像がある。
なぜか右手がやけに大きい。

三峰神社

<<大山倍達顕彰碑>>
大山倍達なんて久しぶりに聞く名前。なぜここに? などと疑問に思うのは素人で、大山氏はこの三峰神社の山中に籠って修行をしたのだそうだ。

三峰神社
<<三峰神社:拝殿>>
本殿は拝殿の奥にある。

三峰神社

拝殿の前には、大きな木が二本立っている。神木に手を添えて祈りごとをするのだそうで、 人の足跡が木の根を痛めないように、木製の回廊が巡っている。

三峰神社


軒下も含めて、華麗な極彩色の彫刻が覆っている。手水屋も華麗に装飾されている。

絵馬




<<ももクロ奉納絵馬>>

さすが、夏菜子
絵馬
絵馬
絵馬
絵馬


三峰神社
<<旧三峰観光道路>>
展望所で一旦休憩。ここら辺の高さがちょうど紅葉の見ごろになっている。

三峰神社



三峰神社

<<二瀬ダム>>
荒川の上流に作られたダム。ダム湖は秩父湖という。 駄目の堰堤の上を県道が通っているが、道幅が狭いため、ダムの手前から交互通行になっている。 交互通行の相手待ちの間に急いで車の中から一枚。

秩父湖は水量少なく、干上がりそうな感じがするくらい。いつもこうなのだろうか。

長瀞
<<長瀞渓谷:岩畳>>
昔から名前だけはよく聞いていた。 首都圏の人が遊びに行くところという感覚があって、本気で行こうなどとは思っていなかったのだが、 三峰神社への通り道という事情で、一度、行ってみることにした。

秩父鉄道の長瀞駅の駅前の駐車場に車を入れた。駐車代は500円。統一しようという気持ちはわかるのだが、 500円のところ、510円のところ、520円のところが混在している。 消費税の上乗せ方の違いでバラバラになっている。まあ、それも愛嬌か・・。

長瀞

駅の横断歩道を渡って、そのまま岩畳通りという、土産物屋と食事処のお店の並んだ通りを抜けると、長瀞の岩畳に到着。

ここは、対岸の絶壁(赤壁というらしい)と荒川上流、手前には岩盤があって、独特の景観を作り上げている。

長瀞

この岩盤は、三波川変成帯と呼ばれる変成岩帯が地表に露出しているもので、この帯は、関東地方から諏訪湖南方、天竜川中流域、渋川を経て紀伊半島、四国山地、九州佐賀関まで続き、全長は1,000qに及ぶ。 つまり、この岩と九州佐賀関(大分市)の岩は、ひとつながりの岩ということである。

川下りもやっていて、この日も団体さんが楽しんでいた。 あと、修学旅行生がいろいろと地層の勉強をしていた。

長瀞



長瀞