2016年4月16日 追加した一日。今年の大河ドラマ「真田丸」にちなんで、上田城址を訪れることにした。 ここは、すでに葉桜となり、ほんの1-2本の季節外れの木を除いて、緑色に変わっていた。 それでも、大河人気もあり、休日ということで、それなりに人出がある。 公園の中を歩いていると、どこからか「信濃の国」のコーラスが聞こえる。 地元で聞くこの歌は、やはり他県人としてはうらやましいかぎりである。 |
![]() <<上田城跡:本丸公園>> |
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<<諏訪湖>> 諏訪湖畔のホテル。朝は、湖の渚に出て、水鳥の姿を追う。 ここから、上田城址までは、白樺湖や、道の駅ながわを経由して2時間弱かかる。 |
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<<上田城跡:尼ヶ淵>> 上田城址公園は、桜を散り納め、葉桜となっていた。 かろうじて、尼が淵に残っていた桜。 |
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<<上田城跡:西櫓>> 上田城址はかの真田昌幸の築城で、二度の上田合戦で徳川氏をいずれも退けた名城である。 往時、この尼が淵は千曲川の分流に接していて、川岸の崖を、城の土台として石垣と組み合わせて利用した場所である。 石垣がところどころ途切れているのだが、壊れているわけではなく、もともとがそうなのだという。 西櫓は、上田城址の中で、唯一、江戸時代初期に建てられたものがそのまま残っている建物である。 |
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<<上田城跡:尼ヶ淵から西櫓に上る>> かなりの急坂であるが、駐車場から一番近いということもあり、こちらから本丸に上がる人が多い。 正面は、東にある二の丸橋を渡り、北櫓と南櫓の間の東虎口櫓門から入るルートになるのかな。 |
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<<上田城跡:本丸土塁隅落とし>> 堀の外側に沿って一回り。 土塁の角が切り落とされている。 この角は、城の北東(鬼門)にあたるため、鬼門封じとして角を落としている(角でなくしている)のだそうだ。 |
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<<上田城跡:北櫓と南櫓>> 正面が近くなってきた。 |
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<<真田丸大河ドラマ館>> 今年限定で、大河ドラマの小道具やセットなどの展示をしている。 今年限定にしては立派な建物だと思ったら、旧市民会館の建物を利用しているとのことで、なるほどと思った。 ただ、内容展示に関しては、以前に見た、会津の八重の桜の大河ドラマ館の方が内容が濃かったような気がする。 |
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<<上田城跡:北櫓・東虎口櫓門・南櫓>> これが正面。よくある構図である。いわば、上田城の顔と言える場所である。 右側の建物が北櫓、左側が南櫓、間の門が東虎口櫓門である。この二つの櫓は明治初期に、一旦、市内の他の場所に移築されたものを、 再度移築したもので、江戸時代初期の造りになっている。 |
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<<上田城跡:本丸内真田神社>> 櫓門をくぐったところにある。真田親子(昌幸・幸村)をはじめとする、歴代の藩主が祀られている。 |
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<<上田城跡:北櫓下真田石>> 石垣の真ん中にある巨石が真田石と呼ばれる。北櫓下、櫓門の隣である。 |
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<<池波正太郎真田太平記館>> 真田昌幸、信之、幸村親子の話では、池波正太郎の「真田太平記」という大作がある。 上田市内に、その記念館がある。 個人的な趣味から言えば、大河ドラマ館よりも小さいにもかかわらず、こちらの方が中身が楽しめた感じがする。 特に、大坂の陣の諸隊の動きをアニメ化してみせる展示は、位置関係をとてもよく理解することができた。 |