2016年4月30日
弥彦には、早咲きの桜と遅咲きの桜とがあり、例年だと、5月の連休のころまで花を楽しむことができる。

奥さんが、今年は花見ができなかった、せっかくの連休だから弥彦に行きたいというので、曇り空ではあったが車を出すことにした。

しかし、今年は、あっという間に桜の季節が終わっており、弥彦の桜もほとんどが散ってしまっており、 すでにつつじの季節になっていた。そういうわけで、花見に行ったにもかかわらず、先頭の写真は、つつじである。

弥彦の桜
<<弥彦神社>>

弥彦神社

<<桜苑>>
かろうじて咲いていた八重桜。

桜苑には、いろいろの種類の桜が植えられており、それぞれの品種の咲く時期が異なるため、 長期にわたって桜を楽しむことができる。 奥さんの目当ては、緑色の花が咲く御衣黄(ギョウイコウ)桜のようだった。

弥彦神社
<<一の鳥居>>
門前でお昼をいただいてから、やおら一の鳥居をくぐる。

曇り空で、桜の季節が終わったところであっても、連休中の土曜日ということで、人出は多い。

弥彦神社

<<玉の橋>>
一の鳥居から参道を入ってすぐ左手に見える半円形の橋。川を御手洗川といい、橋を玉の橋という。 写真奥に見える、屋根つきの橋が玉の橋である。神様が渡る橋で、人が渡ることはできない。

弥彦神社
<<二の鳥居>>
参道を進むと、途中で左に曲がり、二の鳥居がある。

明治45年の火災により本殿が焼失したが、その時の本殿は、まっすぐ行ったところ(今の宝物殿付近)にあったようだ。 大正5年に再建する際に、西へ200mほど遷し、現位置となった。そのため、参道が途中で曲がっていると思われる。

もっとも、駐車場は逆に右に曲がった先にあるので、駐車場からくる場合には直線になり、さして気にしたことがない。

弥彦神社

参道には、太い杉の木や、古い灯籠が並び、昼なお暗い、凛とした雰囲気が漂っている。

弥彦神社


今年は、大正5年の遷座から100年ということで、境内整備がすすみ、以前のごちゃごちゃ感が消えて、 きれいな公園のようになっていた。 鹿苑があって鹿が飼われていたような気がしたが、と思って見渡したら、参道の反対側に移っていた。

弥彦神社
<<摂社・末社>>
何回も弥彦に来ているが、ここは初めて。参道から外れると、新しい世界がある。

弥彦神社
<<随神門>>
拝殿前の最後の門。

弥彦神社

<<拝殿>>
祭神は、天香山命(あめのかごやまのみこと)

昔聞いた話の中に、弥彦神社の神様は女神で、恋人と行くと嫉妬して仲を裂いてしまうというものがあった。 しかし、残念ながら(?)天香山命は男神である。夫婦で行っても、何らの支障はない。 。