2016年6月10日 無性に、本場の喜多方ラーメンが食べたくなった。 喜多方には、ここ何年も行っていないので、さぞ変わったことだろう。というか、昔の記憶がかなりあいまいになっている。 こうなるともう止まらない。幸い近間ということもあり、ざっと調べてすぐ飛び出すことになった。 |
![]() <<若喜商店>> |
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<<将軍杉>> 珍しく高速を使わず下道を行く。三川の将軍杉も久しぶりである。 樹齢1,400年、高さ約40m、幹周り19.3mで、日本一の太さを誇る、杉の巨木である。 ちなみに、屋久島の縄文杉は、高さ約30m、幹周り16.1mだそうである。 根元の近くから6本の幹に分かれており、そのうちの1本は、昭和36年の第二室戸台風の強風で折れたという。 |
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傍には、この地で晩年を送ったとされる鎮守府将軍平惟茂(余五将軍惟茂)の墓碑(保科正之建立)があることから、7 将軍杉と名付けられている。 一説に、長野県上田市の別所温泉のそばにある将軍塚が、余五将軍平惟茂の墓とされている。 |
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<<薬師堂>> 平惟茂が創立したと伝わる平等寺薬師堂。現在の建物は、室町の末期(1519年)に建立されたもの。 |
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将軍杉や薬師堂へは、道の駅三川の駐車場からわき道を上っていく。 |
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<<喜多方ラーメン:松食堂>> ここで今日のお昼、喜多方と言えば喜多方ラーメン、ということでこのお店は、喜多方ラーメンの隠れた(?)名店。 お隣に、有名なB食堂があり、列の絶え間がないのだが、こちらは地元の方が訪れるお店ということで、ファンも多数。 前回、ここに来たのは社員旅行のときで、地元の人に聞いたという仲間がいて、一緒にここを訪れたのだが、 それからかれこれ30年がたっている。 内装はかなり明るくなっているが、お客の入りは相変わらずのよう。 |
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<<喜多方:若喜商店>> 裏の方から入ってしまった。でも、この稿の先頭の写真のような、正面の雰囲気もなつかしい。 画面の左手奥の建物が蔵座敷のある蔵。その奥に駄菓子屋があった。 |
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<<喜多方:冠木薬店>> 街の雰囲気がすっかり変わっていた。明るくなったと言えばいいのか、空が広くなったと言えばいいのか。 前に来たときは、普通の、どこにでもある商店街で、歩道にアーケードがあり、狭い車道に車が走っていた。 ここまで変わると、前に来たことがあるのかないのかわからなくなる。でも、間違いなく、いい方に変わっている気がする。 |
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<<喜多方:レディース島屋>> シャッターを押すとお店が入る。ごく普通に営業しているお店が、昔ながらの蔵のある屋敷である。 |
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<<喜多方:島三/ラーメン神社>> お店の正面に鳥居(らしきもの)がある。鳥居の横木が箸になっており、ラーメンを持ち上げている。 |
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こんな裏通りにも、喜多方ラーメンのお店。 前に来たときは、こんな小路に入ってラーメンを食べたような気がする。 喜多方のラーメン屋さんは。入口山口は狭くても、奥が広いところが多い。 お店に入って、満席と思っても、奥へ奥へと通され、最後には家庭の食卓のようなところで、食べたこともある。 |
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<<喜多方:大和川酒造北方風土館>> 店先で、湧水からペットボトルに水を汲んでいた人がいた。 この付近は、飯豊連峰からの伏流水になるのだろうか。おいしい水が湧き出てくるらしい。 |
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観光地で酒蔵というのはよくあることなのだが、車に乗っていった場合には、 試飲ができないので、お預けを食らったような、損をした気分になる。車ではなく、ツアーか電車の旅になるのだろうが、 お酒のために、わざわざ荷物を持ちたくないという気持ち。 |
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この酒蔵さんは、一部の酒蔵を利用して、イベント等に利用できるホールを作って貸し出しをしているそうだ。 蔵なので、防音は完ぺきだろうが、音響効果はどんなものなのだろうか。 |
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<<飯豊連峰>> 三津谷集落に行こうと思ったのだが、準備不足で行きつけず。 ナビに頼りすぎて、ナビで出てこないとお手上げ状態。 実際には、もう一息のところまで来ていたのだったが・・。 そこで、丁度きれいに消えていた飯豊連峰を撮る。 電線もなく、きれいにとれていると思うのだが。 |
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<<願成寺:山門>> 入口の斜め向かいに駐車場がある。 入口を入ってすぐ、この山門がある。山門の創建は1697年(元禄11年)とか。 |
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<<願成寺:会津大仏>> この大仏殿には、丈六の阿弥陀三尊(通称会津大仏)が祀られている。 地方の仏像にしては立派なもので一見の価値あり。ただ、大仏殿の場所が分かりにくい。 正面からわき道を入り、庫裏の浦のような場所にあるため、遠慮していると見逃す羽目になりそう。 もっと案内の看板に工夫が必要と感じた。 |
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<<喜多方蔵の里>> ここには、昔使われていた蔵を移設して公開・展示している。 |
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=旧外島家住宅内部= |
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=旧手代木家住宅= 中では、実際に囲炉裏に火が入っていた。 最も暑い日で、アイスを食べたいと思っていたので、ちょっと近寄りがたかった。 |
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<<喜多方市美術館>> |
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<<熊野神社:長床>> 熊野神社の、本宮社、新宮社、那智社の三社を併せて祀っている。 この長床は、拝殿に相当するが、横9間縦4間の吹き抜けの空間である。 一説には修験者の修業の場であったとも言われている。ちょっと他で類を見ない建物である。 |
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=長床と大銀杏= 境内の長床の前には、銀杏の古木がある。高さ約30m、幹周りは8.1m、樹齢は約600年。 、 |
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<<熊野神社:本殿>> 拝殿(長床)から本殿を望む。 |
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この入口の鳥居にかかっているしめ縄も気になった。 わざと垂らしているのだろうか。それとも、こういう形式なのだろうか。 |