2017年4月29日
 奥さんに温泉行きをせがまれて、OKを出したら、会津芦ノ牧に宿をとった模様。 GWの前半戦で、昨日の今日にもかかわらず、格安の宿が予約で来た。

 奥さんの希望は鶴ヶ城のみで、最近、行き慣れている会津ということで、こちらで予定を作ることにした。 一日目は、喜多方の日中線の桜を楽しみ、喜多方市内観光をして、喜多方ラーメンをいただき、宿に入るということにした。

喜多方日中線しだれ桜
<<喜多方日中線しだれ桜>>

日中線しだれ桜
<<日中線記念遊歩道>>
JRがまだ国鉄といった時代に、喜多方駅と熱塩駅間(11.6km)を走っていた日中線(にっちゅうせん)という線区があった。

線名は、熱塩駅の近くにあった日中温泉に由来するという。 旧日中温泉は、日中ダムの建設により、その底に沈んだのだが、20年ほど前に新しい源泉が見つかり、 一軒宿が営業しているという。

ちなみに、日中線は、本州での蒸気機関車 (SL) による定期旅客列車の最後の運転がされた線区である。

日中線しだれ桜

鉄道線は、昭和59年に廃線となり、その跡地を自転車道歩行者道として利用し、桜並木として整備された。

現在では、沿線3kmに渡って、約1,000本の枝垂れ桜が、枝を茂らせている。 また、かつてこの路線を走った蒸気機関車「C11 63」が、路上に展示されている。

日中線しだれ桜

順次、整備されていったようで、場所によって桜の大きさが異なっている。 大きな桜の多い場所では、しだれ桜が目の前に枝を垂らし、桜の中を行くように感じる。

3kmというと、ただ歩くだけでもかなりの時間がかかるのだが、桜の下を、写真を撮り、桜を楽しみながらということになると、 時間がいくらあっても足りないことになる。 半分以上は見ただろうか、疲れたので町中に戻ることにした。

日中線しだれ桜



日中線しだれ桜




日中線しだれ桜



日中線しだれ桜




喜多方
<<喜多方:甲斐本家>>
喜多方は蔵の町という。日中線から途中で抜けて町中に入ってこのお店が目に付いた。

甲斐本家、喜多方一と言われる豪華な黒漆喰の蔵座敷。お家の方のご説明をうかがう。

ガラス窓は、景色が歪んで見えて、古いガラスのままで使用しているのがわかる。 建物だけではなく、この庭も落ち着いたいい庭だと思う。

喜多方




喜多方
<<喜多方:金田洋品店>>


喜多方

<<喜多方:中の越後屋>>
この後、例のB食堂でお昼の喜多方ラーメン。連休初日を甘く見過ぎていた。 でも、1時間待ちくらいで食にありつくことができた。

長床
<<熊野新宮神社:本殿>>
奥さんには、ここの長床を是非とも見せたかった。

私は、三回目。なんで、東北のこんな地に、これだけ立派なものがあるのだという感覚。 また、それに比して、本殿がちょっとかわいそう。

長床
<<熊野新宮神社:長床>>
こんどは、銀杏の黄葉の季節に来てみたい。

長床