2017年6月2日 昨日は豊岡市で一泊した。有名な城崎温泉はそぐそこにあるのだが、 節約旅行のため、コンビニ弁当を買って、ビジネスホテル泊まりとなる。 今日は豊岡から鳥取経由で松江市まで、最大の目的地である出雲大社のすぐそばまで行く。 |
![]() <<松江城天守閣>> |
![]() ![]() |
<<余部橋梁(旧餘部鉄橋)>> 現在の余部橋梁は、コンクリート製になっている。もう餘部鉄橋とは言えないわけである。 東京タワーもそうだが、鉄骨の身で組み立てられたものは、なぜか身近でいとおしく感じられる。 山陰本線が通るこの地方も、他の日本海沿いの地域と同じく、海岸まで山の迫った場所が多く、 このようなとんでもない建造物を作らないと鉄道が通らない場所なのである。 餘部鉄橋は明治45年に、当時の最高技術を集めて鉄橋として建造された。(全長約300m、橋脚の高さ約40m) 西側の山の上に餘部駅があり、駅まで歩いて登ることができる。 ところが、昭和61年12月、走行中の列車が、日本海からの強風にあおられて、40m下に落下し、 工場と民家を直撃するという悲惨な事故が発生した。この事故により、工場の従業員及び民家の住人、 あわせて6名の尊い人命を失うことになった。列車は、回送列車で、団体の乗客を降ろした直後の出来事であった。 安全性の観点から、諸対策が検討されたが、結果的に、コンクリート製の橋梁に架け替えることになり、 平成22年に、現在の橋梁うが完成した。 現在、道の駅と併せて、空の駅として全体整備中であり、一部、旧橋梁の復元も計画されているという。 |
![]() ![]() ![]() |
<<鳥取砂丘>> 鳥取に来たならば、ここだけは見ておきなさいという場所かな。 良いか悪いかは別にして、見ておいて損はない場所。 鳥取砂丘は、南北2.4km、東西16kmで、観光可能な砂丘としては日本最大である。 |
|
<<砂の美術館>> 鳥取砂丘のそばに砂の美術館というのがある。 砂を固めて彫像を作るものを多数展示している。 現在は、アメリカをテーマに作品が並んでいる。 豆知識を二つ !。砂丘は国定公園なので、砂丘の砂を持ってくることはできない。他の場所の砂か、以前作った像の砂を再利用している。 2.砂を固めるのは水だけで、接着剤のようなものは使っていない。 一番怖いのは作成中に割れること。ただし、場所によっては、壊れた部分を後から補修することもできる。 |
[ハリウッド] |
![]() [独立宣言] |
![]() [ラシュモア山] |
![]() |
<<白兎海岸>> 因幡の白ウサギの伝説の地。 ここには、道の駅があり、国道を越えて白兎海岸を見ることができる。 また、山側には、石段を上がって、白兎神社がある。 |
![]() |
<<白兎神社>> 白兎海岸の裏に白兎神社がある。 縁結びの神様。 鳥居の脇には、ピンク色の郵便ポストが・・。 創建の由来は不明。現在の社殿は、明治時代の再建。 |
|
<<三仏寺投入堂>> 途中、三仏寺による。 本当は、山登りをしてそばまで行きたかったのだが、一日がかりになるため、時間の都合で断念した。 ただ、投入れ堂は、遥拝所から見ることができるということで、あまり期待せずに行ったのだが、 思いのほかよく見えて、感激した。 まさに、断崖の岩のくぼみに投入れられたようなお堂である。 |
|
<<投入堂遥拝所>> 遥拝所はこんな感じ。 東屋の中に、屋上によくあるような望遠鏡が据えられており、投入堂が見えるようにセットされていた。 車は何台も停めるだけのスペースはなく、路上駐車するしかない。 肉眼では点ほどにしか見えない。望遠で拡大した写真で初めて全体がわかるありさま。 |
|
<<三徳山三仏寺:入口>> そばに来たので、当初予定していなかった三仏寺に寄っていくことにした。 入口からして、こんな感じで、一般の参詣者を当てにしていない、修験道の道場の雰囲気をひしひしと感じる。 |
![]() |
<<三徳山三仏寺:受付>> ここで志納金(入山料)を支払う。もちろん投入堂まで行く場合は、よけいに支払う必要が・・。 投入堂に行くには、まさに山登りと同じで、岩場あり、鎖場ありで、1時間半ほどかかるという。 しかも単独行は不許可で、必ず2人以上で登らないといけない。などと、厳しい。 ただ、近くで見てみたいと思う。 |
|
<<三徳山三仏寺:境内>> 一番奥に見える建物が、本堂である。奥之院・投入堂への登山路はその先から始まる。 |
|
<<大山周遊道路:鬼女台展望所>> 通り道でもあるし、ちょっと回り道で、大山の周遊道路を通ることにした。 山の形がわからないと、どれが大山なのかわからない。初めて大山と認識できたのがここ。 正面の丸まっこい山が大山、右の尖った山は烏ケ山(からすがせん)という。 |
|
<<大山周遊道路>> 舗装状態もよく、山道のこととて適度にカーブもあり、景色も申し分なし。 |
|
<<大山周遊道路:二の沢>> 大山には、一の沢、二の沢、三の沢という、巨大な沢がある。周遊道路が沢と交差するところはこんな感じ。 (写真が撮れなかったので、GOOGLEを借用。) とにかく巨大な沢で、運転しているさなかに、前の写真のような木立が一旦途切れて、 頂上からふもとまでつながっているような、巨大な沢が両脇に広がると、びっくりしてしまう。 砂防ダムの塊。雨が降ったらどんな景色になるのだろう。 |
|
<<大山:周遊道路から>> あれ?大山って、別名伯耆富士というんじゃなかったっけ。でも、この形って富士とは言えないよね。 |
|
<<大山:大山ミルクパークから>> ところが、大山ミルクパークまで下りてきて、ふと見上げると、山の形が一変していた。 確かに、この形は富士山だ。 ここは、牧場兼公園のような場所で、体験学習ができたり、芝生で遊んだりといったことができる施設になっている。 ここの売店で売っているソフトクリームが、濃厚な牛乳のエキスが詰まっていて最高にうまい。 一口食べて、思わず「うまい」と言ってしまった。 |
![]() |
<<べたふみ坂>> 車のテレビCMで一躍有名になった江島大橋、鳥取県境港市と島根県松江市江島を結んでいる。 そばで見ると普通の坂(実際の勾配は約5%)なのだが、撮影の仕方によって、急勾配の坂に変身する。 撮影ポイントはいろいろあるのだが、やはりこの角度から望遠で狙うのが一番という気がする。 |
![]() |
<<松江城>> 現存する12天守の一つで、5番目の国宝になったばかり。 天守閣として非常に均整のとれた形をしていて、いつまで見ていても飽きることがない。 松江城周辺には、アオサギがよく見られるという。 当日も、天守閣から見える木の上に数羽の姿があった。 ![]() 内部は当然のことながら木造であり、長年使われてきて、階段などはかなりすり減っている。 最上階からは、ガラスや網戸ごしではなく、直接、四方を望むことができる。 |
[北側] |
[東側] |
[南側] |
[西側] |