2018年5月26-27日
5月は夫婦そろって、あるいは、別々で、あちこち出かけたのだけど、最後に、温泉に行きたいということで、 前日に、あわてて予定を立てることになった。時間がなくて、どうしても二番煎じのスケジュールしかできない。 以前に一人で行った、諏訪大社と信濃の三重塔めぐりということにした。

温泉のほうは、直前のため、安くておいしいところがすでに一杯で、何とか諏訪のそばに前日予約できた。 何か、ばたばただったけど、天気も良くそれなりに楽しかった。

諏訪大社上社本宮
<<諏訪大社上社本宮:贄掛の大欅>>

諏訪大社上社前宮
<<諏訪大社上社前宮>>
前宮は三回目。 来るたびに、回りが整備されて、きれいになっていく。 季節が違うということもあるのだろうか。特に緑の濃さが、違って見える理由かもしれない。

確かに、一回目は秋の紅葉、二回目は春の桜、今度は、初夏の新緑という感じ。

諏訪大社上社前宮

拝殿。拝殿の奥が本殿。
緑の濃さは今回が一番。 本殿の一角が、深山の中のように感じられる。

諏訪大社上社前宮



諏訪大社上社前宮









今回は、それぞれのお宮の四本の御柱を並べて置く。 近づけたものもあるし、遠くからしか拝めないものもある。
でも、全部見れるもんだね。

上社前宮
[一の御柱]

上社前宮
[二の御柱]
上社前宮
[三の御柱]
上社前宮
[四の御柱]
諏訪大社上社本宮
<<諏訪大社上社本宮>>
今回は、北参道につづく県道沿いの駐車場に車を停めた。 前回と前々回は、前宮から本宮へいたる道沿いの、正門直前の駐車場に停めていた。

こちらのほうが正面のようだが、実は東参道にある正門(入口御門)が正面になる。

諏訪大社上社本宮

入口御門。
わきに、贄掛(にえかけ)の大欅がある。樹齢千年、神への供物としての獣肉などを掛けていたという。

諏訪大社上社本宮

布橋。
入口御門から続く布橋。

諏訪大社上社本宮


布橋からみた神楽殿。

諏訪大社上社本宮

拝所。

諏訪大社上社本宮

幣拝殿。

上社本宮
[一の御柱]

上社本宮
[二の御柱]
上社本宮
[三の御柱]
上社本宮
[四の御柱]
諏訪大社下社春宮
<<諏訪大社下社春宮>>
幣拝殿及び左右の片拝殿。

諏訪大社下社春宮

左片拝殿。

諏訪大社下社春宮

宝殿。 幣拝殿の奥にあり、他では本殿にあたる建物になる。春社の場合、杉の木が神木とされる。

下社春宮
[一の御柱]

下社春宮
[二の御柱]
下社春宮
[三の御柱]
下社春宮
[四の御柱]
万治の石仏
<<浮島>>
春社の脇を流れる砥川の中州に浮島神社がある。 さらに対岸にわたってしばらく行くと、万治の石仏に至る。

万治の石仏
<<岡本太郎碑>>
石仏に至る道の入り口にある石碑。 岡本太郎の筆になる。

万治の石仏

<<万治の石仏>>
単純ではあるがなかなか趣のある仏様である。 田んぼの中にあるってのも管理が大変だなと思う。

諏訪大社下社秋宮
<<諏訪大社下社秋宮>>
前方は根入りの杉。後方が神楽殿。

諏訪大社下社秋宮

幣拝殿前。

諏訪大社下社秋宮


幣拝殿。

諏訪大社下社秋宮

諏訪大社下社秋宮

諏訪大社や近隣の神社では、社殿の四隅に御柱と呼ばれる木の柱が立っている。 御柱は、6年に一度、寅と申の年に建て替えられるが、その建て替えの行事を御柱祭という。

なぜ、御柱を立て、それを定期に建て替えるのかについては諸説あるが、 社殿の建て替え(伊勢神宮の式年遷宮など)の代わりに、柱を建て替えるという説もあるという。

諏訪大社には前宮を除いて本殿がない。本宮は拝殿後背の守屋山、春宮はスギの木、秋宮はイチイの木がご神体であり、 拝殿からそれを直接拝む形式となっている。 ただ、本宮、春宮、秋宮には、宝殿があり、神輿がまつられている。 これらは、神社に本殿が設けられる過渡期の構造と言われている。

なお、諏訪大社の四社のうち、諏訪市にあるのは本宮のみで、前宮は茅野市、春宮と秋宮は下諏訪町にある。

下社秋宮
[一の御柱]
下社秋宮
[二の御柱]
下社秋宮
[三の御柱]
下社秋宮
[四の御柱]