2019年6月2日 今日は曇り空。でも、雨の心配はなさそう。 今日は山登りの予定。お城を上からみれる場所ってそんなになく、また、そこへのルートが比較的容易となると、 これはいかなきゃ、ってことになるよね。 |
![]() <<越前大野城>> |
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<<戌山城跡への道>> ホームセンターの駐車場に車を停めて、さあ出発。 出かけるときには気づかなかったのだけど、ここは、展望台用の公に認められた駐車場らしい。 あまり、気を遣わずに、堂々と停めてよかったようだ。 道の先にあるトンネルの脇道が入口になる。道の脇にも、大きな看板と矢印が・・。 同じ場所を目指す人がたくさんいるらしい。 |
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道は細い。すれ違うには、体を脇に寄せないといけない。でも、もともと人が少ないので、 すれ違うこともないのかもしれない。 山道が始まるところで、道端に杖が置いてあった。レンタル杖だ。 私は自前の杖を持っていたので、そのままスルー。 |
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分かれ道や、方向が変わるときは、たいてい案内板があり、大きな矢印で指示してくれる。 ほとんど一本道で、迷うこともないようだ。 100m間隔の距離表示も、目標になって力になってくれる。 |
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ようやく、展望台についた。 老若男女、お年寄りから幼児まで、少ない人数の中にも、いろいろの人がいる。 ハイキング感覚で登っているらしい。 目的地は、かなり広い広場になっており、休息用のいすもそろっている。 お城も、なんの遮るものもなく、見通すことができる。 わざわざ、邪魔になる木を伐採しているようだ。 |
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<<越前大野城遠景>> 精一杯望遠を使ってみた。 三脚を使用しないと、手ぶれするので、これ以上は無理かな。 冬の早朝など、低く雲が立ち込めると、雲海に浮かぶ城、天空の城となる。実際の天空の城の写真は、HPでどうぞ。 よほど足繁く通わないと、お目にかかれない代物なのだろうな。 |
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<<越前大野城>> 山を下りて、今眺めていた、越前大野城に向かう。 今見たように、平坦な城ではないので、こちらでも坂道を登らなければならない。 天守閣下の広場。ようやく半分程度登ってきたところ。 |
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ここからちょっときつい階段を上って、天守閣前に出る。 |
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<<越前大野城:本丸門>> |
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<<越前大野城:天守閣>> 越前大野城は天正8年(1580年)頃に、戦国大名金森長近によって建造された。 天守閣は安永4年(1775年)に焼失し、その後、昭和43年(1968年)に再建された、復興天守である。 越前大野藩は、金森長近のあと、結城秀康を祖とする越前松平氏を始めとして、転々と藩主が変わり、 維新のころは、土井家(土井利勝を祖とする)が藩主を務めていた。 |
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<<越前大野城:金森長近像>> やけに頭の大きな像である。 金森長近は波乱の人生を送った人である。美濃の土岐氏から織田氏、豊臣氏、徳川氏と仕え、 織田氏から越前大野藩、豊臣氏から飛騨高山藩を受領している。さらに、関ケ原後は美濃や河内の一部も領し、 85歳で没している。 |
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<<越前大野城:戌山城跡を望む>> 先ほど天守閣を眺めた戌山城跡を天守閣から望む。戌山城跡南出丸下。 確かに、木々が切り取られて、眺めやすくなっている。 |
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<<越前大仏:門前商店街>> 何も知らずに、越前大仏という観光案内を頼って、訪れた。 駐車場に車の姿がなく、門前の商店街は全て閉ざされている。 今日はお休み?と思うほどの惨状。 何とか入口を見つけ、拝観できると知り、ほっと一安心。 でも、境内の中にも、ほとんど人の姿がない。 先ほどの戌山城跡のほうが人が多かったのではないか。 |
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<<越前大仏:南大門と五重塔>> 大師山清大寺。昭和62年(1982年)一実業家の手による建立。宗教法人臨済宗妙心寺派。 南大門は、東大寺の南大門を模して造られているという。 参考:東大寺南大門 ![]() <<越前大仏:中門>> 大仏殿の前庭。大仏殿・中門・回廊に囲まれた一角。 中門も、東大寺のそれを模しているという。 人っ子一人いないというのは、こういうことか。 自分がここにいていいのかという気になる。 |
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<<越前大仏:大仏殿>> 大仏殿は、高さ52.12m、間口58.12m、奥行48.12m。 参考:東大寺大仏殿 ![]() 同じ構図で写真を撮ってしまった。 なお、東大寺の大仏殿は、高さ49.1m、間口57.5m、奥行50.5m。 ということで、ほぼ同じ大きさになる。 写真右上にお城が写っているが、これも同じ実業家の建造になる、勝山城博物館である。 |
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<<越前大仏>> 高さは17m(東大寺大仏より2m高い)で、中国龍門石窟の大仏像をモデルに作成されている。 参考:東大寺大仏 ![]() 大仏殿の内部は、東大寺より広く感じられる。大仏の位置が違うのかもしれない。 大仏の前に広い、参拝空間が広がっている。 大仏(毘盧遮那仏)の左右には、合わせて4体の仏像が立ち並んでいる。一番外側の二体が、文殊普賢の二菩薩、 その内側に、釈迦十大弟子のうち大迦葉・阿難陀である。また、左右背後の壁には、1200体を超す石仏金仏が安置されている。前面に窓があるため、内部も明るく、荘厳な雰囲気にあふれている。 |
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<<越前大仏:五重塔>> 当初は観光目的で設立されたが、参詣客が伸び悩み、2002年に宗教法人となり、 現在は、大仏と大仏殿以外の土地・建物は勝山市の管理となっている。 五重塔は、鉄筋コンクリート造りではあるが、日本最大の五重塔である。 高さは75m(東寺の五重塔が木造では日本最大で高さは54.8m)で、4階までエレベータで上がることができる。 <<越前大仏:塔内陣>> また、各層の内陣には、ご覧のような仏像群が祀られている。 |