2019年10月27日 この日は、田沢湖から十和田湖へ、八幡平の裾をかすめて、抜けることになる。 秋の山道の日暮れは早い。なるべく早めに、十和田湖に着きたい。 |
![]() <<新玉川温泉自然研究路>> |
![]() ![]() ![]() |
<<田沢湖高原>> 田沢湖高原は、田沢湖を眼下に収め、かたや秋田駒ケ岳に、かたや乳頭温泉につながる分かれ道にある。 ここら辺は、まさに紅葉の真っ盛り。厚い雲の下ではあったが、ホテルからも、盛りの紅葉を望むことができた。 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
<<黒森山展望台>> 今日は曇り空のスタート。風も冷たい。今日は車の中にいるほうが多くなりそう。 田沢湖が一望できる。が、今日は白樺林のほうが美しい。 |
![]() ![]() ![]() |
<<田沢湖展望台>> 田沢湖高原から湖岸に至り、約半周して、田沢湖のシンボルともいうべき辰子姫の像を横目に見て、背後のかたまえ山森林公園にのぼる。 ここに、田沢湖展望台がある。 田沢湖は、周囲約20kmの円形で、最大深度423m、日本一深い湖である。 水面は、標高249mなので、湖底は▲174mとなり、海面よりも低い。 火山の爆発によってできたカルデラ湖というのが有力な説である。 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
<<御座石神社>> さらに湖岸を進む。 御座石(ござのいし)神社、御祭神は 事代主神(ことしろぬしのかみ) 綿津見神(わたつみのかみ) 龍子姫神(たつこひめのかみ) 約600年ほど前の室町時代中期に、熊野大社の修験僧が、湖岸にある平坦な岩を選び、祠を建てたのが、始まりとされる。 当初は「龍神社」といい、今の鳥居のある付近に祠があったという。 明治の末に付近の社を統合して「御座石神社」となったころに、今の地に社殿を移したらしい。 参道の石段脇には、樹齢450年と推定される杉の古木がある。 湖に面して朱の鳥居が立つ。湖から鳥居を経て本殿まで、一直線につながっている。 それは、戦前の資料で厳島神社のようと評されたという。 |
![]() |
<<御座石>> 湖岸にある畳のように平坦な岩。 かつては、修験道の僧が修行し、また、佐竹家の殿様が腰をかけて休んだと言われる。 |
![]() |
<<雨乞石と七種木>> 雨乞石を中にして、七種の木が周りを取り囲んでいる。 七種木とは、松・杉・桜・槐(えんじゅ)・榛(はしばみ)・えごのき・梨の七種を言う。 伝説では、雨乞石を守るために、一株から七種の木が生えたものという。 |
![]() ![]() ![]() |
<<宝仙湖・玉川ダム>> 玉川にある玉川ダム、それによってできた人造湖が宝仙湖である。 玉川は、八幡平に源を発し、後述の玉川温泉を経て、この玉川ダムに至る。 その後は、田沢湖の東側を流れ、泡返り渓谷などの景勝地を作り、角館付近で桧木内川に合流する。 平成2年(1990年)完成、高さは100m。 少し、水量少な目。 大雨のあとだと思われるのだが、ここにはそんなに水が溜まっていない。 |
![]() |
ダム直下。芝生に「RCD」の文字が見える。これは、このダムの施工方法:RCD工法にちなむものである。 RCD工法とは何かの説明版も出ていたが、よくわからない。 |
![]() |
<<玉川温泉自然研究路>> =湯畑= 大噴から出た熱湯が流れてくる。草津の湯畑のような感じ。 ここも、湯畑と呼ぶのだろうか? |
![]() ![]() ![]() |
=大噴(おおぶけ)= pH1.05の熱水が、毎秒9,000リットル噴き出している。 玉川温泉の源泉、前の写真の湯畑を通って、玉川温泉にひかれている。 酸性度も湯量も、ともに日本一である。 |
![]() ![]() ![]() |
自然研究路として、遊歩道が廻っている。 ところどころ、噴気が勢いよく出ていて、噴気孔の周りは硫黄で黄色くなっている。 あちこちに、岩場に直接むしろを敷いて横になっている人が数多くいる。 岩盤浴用の専用の建物もあるらしい。 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
<<大沼自然研究路>> 少し、八幡平に分け入って、入口の大沼へ。 ここから1kmちょっとで後生掛温泉、10kmちょっとで八幡平の頂上に達する。 大沼の周りを散策できるようになっている。一周30分ほど。高低差もあまりなく、あっという間に一周できた。 |
![]() |
<<北緯40度記念モニュメント>> ここにも、北緯40度の記念モニュメントがある。 実際に見たのは、三陸海岸黒埼灯台、男鹿半島入道崎に次いで三つ目。 それぞれに特徴があって面白い。 ちなみに、左側が黒埼灯台、右側が入道崎。 ![]() ![]() |