2020年9月17日 かねてからの念願であった四国のお遍路に出かけることにした。 いつまで待っていても、歳をとるばかりで行くに行けなくなる可能性もある。 そろそろ、踏ん切りをつける時かなと二人の意見が一致した。 世の中は、新型コロナウィルスで大騒ぎの真っ最中。GoToキャンペーンというお得感たっぷりの制度も動き出した。 でも、さすがに密室になる飛行機は乗りにくいし、空港への往復手段も心配である。 そこで、少し不安はあるものの、日程を大目に見て、車で行くことにした。 |
![]() <<大鳴門橋>> |
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<<明石海峡大橋>> 北陸道の敦賀JCTで舞鶴若狭道に入り、吉川・神戸・三木の各JCTを経て、本四架橋の一つである、神戸淡路鳴門道に至る。 神戸側の明石海峡にかかるのが、明石海峡大橋である。 神戸側から行くと、全長2.3kmもある舞子トンネルを通り抜け、すぐに橋を渡ることになる。 渡り終えるとすぐにあるサービスエリアから、はじめて全体像をゆっくり見ることができる。 世界最長のつり橋で、 全長3,911m、中央支間1,991m、桁下高65mである。 |
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<<大鳴門橋>> 淡路島を一気に走り抜け、いよいよ四国にわたる。 鳴門海峡にかかるのが、大鳴門橋。 これで、本四架橋の3ルートを制覇したことになる。 全長1,629m、中央支間876m、桁下高41mである。 |
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<<鳴門海峡:渦の道>> 鳴門海峡といえば、内海と外海の干満差によって起こされる、渦潮が有名である。 渦の道は、その渦潮を見るために、大鳴門橋の道路下に設けられた遊歩道である。 四国側の入り口から歩道は始まり、約450m先の展望室までの間、窓や金網越しに、鳴門海峡の様子を上から間近に見ることができる。 窓からは、むき出しの橋桁構造も見ることができ、知識がないとはいえ、興味深い。 |
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<<鳴門海峡>> 潮の流れは、これが海とは思えないほど早い。渓流を見ているようだ。 この時間帯は、外海の太平洋側から、瀬戸内海側に向かって潮が流れている。 塩が細かく泡立って白くなっている。が、渦を巻いているところは見当たらない。 時刻を調べて、大潮の満潮時刻に狙いを定めていったのだが、残念なことに渦を見ることはかなわなかった。 なお、干潮の時のほうが、大きな渦が見えるらしい。 |
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<<鳴門海峡:遠景>> 渦の道から、下(鳴門海峡)だけでなく、周りも眺めることができる。当たり前の話だけど。 飛島。白い灯台は、鳴門飛島灯台という。 |
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大毛島方向。 大鳴門橋の四国側(鳴門市)は、大毛島という島になっている。 四国本土とは、小鳴門海峡で隔てられている。 海岸付近には、大鳴門橋を眺められることを謳い文句にした、ホテルが建てられている。 |
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<<鳴門海峡:夕日と朝日>> 鳴門公園渦見茶屋付近から見た夕日。 |
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ホテルから見た朝日。 いよいよ今日から、お遍路参りの始まり。 |