2020年9月21-22日 さすがに、帰りは途中で一泊して、疲れをいやす作戦を建てた。中間地点として選んだところが、天橋立。 天橋立自体は、入口だけの観光であったが、対岸の成相寺まで登り、全体を見ることはできた。 |
![]() <<成相寺:五重塔>> |
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<<智恩寺:山門>> 門前の商店街の端に、立派な山門が待ち構えている。 楼上の扁額には「黄金閣」と記されている。 天橋立の南側にあたり、雪舟の天橋立図でも、多宝塔や文殊堂らしきものが、描かれている。 丁度、夕暮れ時になり、ライトアップされている。 明和4年(1767年)の再建。 |
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<<智恩寺:多宝塔>> 境内の現存する建物の中でも、最古のものと言われる。 明応10年(1501年)の建立。 天橋立図の制作が、1501年から1506年頃と言われているので、 雪舟が描こうとした時点で存在していたことは確かである。 |
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<<智恩寺:扇のおみくじ>> 「すえひろ扇子おみくじ」という。このお寺の名物。 |
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<<天橋立:廻旋橋>> 智恩寺の山門の手前を脇に入ると、天橋立に通じる橋、廻旋橋がある。 南側から天橋立にわたることのできる唯一の橋であり、内海(阿蘇海)から外海(宮津湾)に抜ける、航路にかかる橋である。 遊覧船が、通るときには、橋が90度回転して、船を通す。 宿の人に教えてもらって、回転している橋を見ることができた(下の写真)。 少ない観光客目当てで、花火とライトアップがされていた。 |
<<天橋立 花火とライトアップ>>
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<<成相寺:本堂>> 西国28番札所 成相山成相寺。 天橋立の北側の鼓ヶ岳の中腹にある。 慶雲元年(704年)に文武天皇の勅願寺として真応上人が創建したと伝えられる。 本尊は、聖観世音菩薩。 前回(3年前)来たときは、自転車で天橋立を渡り、ケーブルカーとバスを乗り継いで訪れたのだが、 今回は、車で一気に、境内の駐車場まで上がってしまったので、本堂が一番近い建物になってしまった。 おかげで、仁王門まで行かずじまいになってしまった。 本堂の天井には、数多くの灯篭が吊り下げられている。 |
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<<成相寺:鉄湯船>> 正応3年(1290年)の作。当初は湯屋の湯舟として使用されていたらしい。 (人が入るものではなく釜で沸かした湯を入れて体にかける方式) 智恩寺にも同じようなのがあった。同じ用途だったのだろうか。 |
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<<成相寺:撞かずの鐘>> 怪談のような曰く付きの鐘である。 ただ、何年か前に、開山1300年の記念行事の一環として、400年ぶりに鐘がつかれたそうである。 撞かずの鐘のままで置いておいたほうがよかったのではないかと思う。 |
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<<成相寺:五重塔>> 成相寺の五重塔の脇を上っていくと、開けた場所に展望台が作られている。 弁天山展望台という。途中、五重塔を横から眺められる場所がある。(ページ先頭の写真) |
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<<天橋立:昇竜観>> 成相寺からさらに5分ほど山を登り、パノラマ展望台に至る。 天橋立ばかりではなく、対岸の栗田半島や、外海まで見渡すことができる。 |
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<<天橋立:パノラマ展望台>> |
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