2020年11月1日
 あちこちから紅葉の便りが届きだすと、じっとしていられない性分の夫婦だ。 好天も相まって、久しぶりの奥只見に足を延ばすことにした。
 でも、奥さんは、この後のお昼のラーメンのほうが楽しみらしい。

奥只見ダム
<<奥只見ダム:銀山湖>>

奥只見ダム

奥只見ダム
<<奥只見ダム>>
シルバーラインは比較的混んでいたのだが、いざダムについてみると、思ったほど人がいない。 駐車場の一角が空いていると思ったら、バスが少ないことに気付いた。

新型コロナの影響で、団体旅行(バスツアー)が少なくなっているのではないかと、思った次第。 到着したころは、駐車場にも余裕があったのだが、返るころになると結構満員で、バスの駐車場に停まっている車もあった。



観光船が発着しているが、ここと銀山平間の運行らしく、車で来た場合は帰りのバスが気になるところ。

奥只見ダム


信じられないが、この下流に田子倉ダムと田子倉湖があり、さらにその先に只見ダムがある。

感覚的には、ここのほうが町に近い気がするのだが、実際は違うらしい。






(下)ダムの堰堤から見た銀山湖。

奥只見ダム

奥只見ダム

奥只見ダム

ダム脇の山腹にある、電力館につづく道から。

燃えるような紅葉とは、このことか。



ちなみに奥只見ダムは、
 最大出力 56万kW(貯水池式で第1位)
 堤高 157m(第5位)
   ※1位は、黒部ダム(アーチ式)
   ※重量式コンクリートダムでは第1位
 総貯水容量 601,000,000m³(第2位)
   ※1位は、岐阜県揖斐川の徳山ダム
 湛水面積 1,150ha(第4位)
   ※1位は、北海道雨竜川の雨竜第一ダム


奥只見ダム













(下)電力館前から見た奥只見ダムと銀山湖。

奥只見ダム

雲洞庵
<<雲洞庵:赤門と黒門>>
小出のなじみのラーメン屋でワンタンをいただき、満足して雲洞庵へ。

大河ドラマの「天地人」で、一躍有名になったのがここ雲洞庵。 少年時代の上杉景勝と直江兼続がともに過ごした地である。


赤門(左)は、室町時代の永享年間に建立された。その後、宝永4年(1707年)再建された。 昔は、皇族や大名などの来訪時のみ、この赤門が使用され、通常は、右側の黒門を通ったという。

雲洞庵
<<雲洞庵:参道>>
「雲洞庵の土踏んだか・・」で有名な、石畳の参道。

この石畳の地下1mに、法華経を1字1石に記し、敷き詰められているという。

雲洞庵

<<雲洞庵:鐘楼>>
ところどころ葉が色づいている。

雲洞庵
<<雲洞庵:本堂>>
入口に、撮影FREEと書いてあったので、ありがたくシャッターを押すことができる。

当寺は、藤原房前(不比等の子)の母が出家してこの地に庵を結び、開祖となったと伝わる。 その後房前が尼寺として創建し、室町時代になって上杉憲実が永享元年(1430年)再興した。

本堂は、赤門と同じく宝永4年(1707年)の再建。
本尊は、釈迦牟尼仏。

雲洞庵
<<雲洞庵:開山堂>>
正面奥の開祖の御位牌を始め、数多くの位牌が並んでいる。 足を踏み入れるのに躊躇するような空間。

雲洞庵

<<雲洞庵:座禅堂>>


雲洞庵
<<雲洞庵:庭園>>
開山堂から大池を眺める。

雲洞庵

<<雲洞庵:客殿>>


鈴木牧之通り

<<塩沢:鈴木牧之通り>>
最後は、塩沢の鈴木牧之通り。 日曜日の午後にもかかわらず、ほとんど人がいない。 お店もやっているのかどうかわからない。 休憩場所もない。一息付ける場所もない。 折角、これだけきれいにしてあるのに、もったいない。