2024年9月19日
 富山県から石川県へと、一日目はまだまだ続く。 ほたるいかミュージアム付属の食堂では、生のホタルイカをおいしくいただくことができた。
 雨もよいではあるが、幸いにも雨に降られることはなく、魚津、滑川、新湊、高岡と旅は続く。

魚津埋蔵林博物館
<<魚津埋蔵林博物館>>

魚津埋蔵林博物館

魚津埋蔵林博物館

<<魚津埋蔵林博物館>>
約2000年前、片貝川の氾濫によって流れ出た土砂が杉の原生林を埋めた。 その後海面が上昇して埋没林となったと考えられている。

魚津埋没林は、埋もれている樹根そのものはもちろん、それを含む土地6150uが特別天然記念物の指定対象となっている。


埋没林博物館は、埋没林を発掘当時のままに保存展示している。 特に、水中展示は、発掘された樹根を、発掘現場にプールを作り、その中に配置している。

最大の樹根は、幹が約2m、根の大きさが約10mで、樹齢500年以上と推定される。 プールの上部及び地下の窓から、その様子を観察することができる。

地下から窓越しに見ると、水面に反射して、樹根が逆さに見える。

魚津埋蔵林博物館

魚津埋蔵林博物館


水中展示のほかに、通常の乾燥展示も行われている。

下の写真の展示室は、半地下に作られており、当時の海面の高さが壁面に青線で示されている。



この海岸は、蜃気楼の出現地としても知られている。 海岸沿いの道路は、しんきろうロードと呼ばれている。

雨晴海岸

雨晴海岸
<<雨晴海岸>>
雨晴海岸は二度目。海岸沿いに道の駅ができていて、車を停めやすくなっていた。 うっすらと立山連峰が望めるほどに、天候も回復してきた。

雨晴海岸


右の岩が義経岩。